日記・コラム・つぶやき

次へ行く…何の次へ?

雷が鳴り、雨がしとしと降っていますが、梅雨明けとの噂もちらほらcoldsweats01

教える、などというのがおこがましい言い方なら、伝えるといっても良いでしょう。

楽器のレッスンの良いところは、視覚に訴えることが出来ること。

「見てください」「こうやってください」「こういう風にやるんです」「こう、弾きましょう」

そのような時は、必ず見てください。

ヒトは情報の70%を視覚から得るといいます。

think

ですが、

しかしまた、それは大きな壁でもあります。

目の前で模範の「形」や「動き」があり、それを「観察」することは必須です。

「観」と「察」を分離して考えたとき、「察」の後が長い。

ひとつには、音楽の目的は視覚ではないからですが、それだけではなく、

なぜ、その「形」や「動き」が出来るのか、模範はそれを「どう感じ、どう意識して」行っているのか。どのような「具体的な場所」たとえば、筋肉を「どっち、どこに」動かしているのか。

一見同じ「形」や「動き」に見えながら、なぜ結論である音がこんなにも異なるのか。

すなわちそこには視覚で得られない情報が「察」の中にゴマンとある、ということです。

それを伝えるのは、結局のところ、ヒトの共通のコミュニケーション手段、言葉が最有力なのですね。テレパシー(死語?)が使えるヒトは別ですよ。

あと、オーラとか?…そうかも、と言っておきましょう。

言葉など、音楽を伝えるのに何ほどのものかと思いつつ、最後に戻ってくるのはそこ。

レッスンとはコミュニケーションであるぞ、と。

雨がつよくなって来たぞ、とrain

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子供の評価

子供というのは、まぁ生意気なものですangry

幼稚園での演奏会で「やー、ぶたみたいだおとだー」と大騒ぎされたこともあるし、小学生に「つまんなーい」などとやじをいれられる。やかましー。

子供は愛想しません。
嫌なものはいや。

そういう子供には「猫バスが来たぞ~」などと脅かしたりすかしたりすることもありますcat。「どこどこどこどこ」「うっそ~」annoy

そんな子供にほめられたら本物かもしれません。

「近所のNちゃんが、さすがいい音だといっていた」

小学校4年生の、ちょっとそのものいいに大人びたものがありますが、なかなかうれしいものですup

自分の評価を知りたかったら、そのへんの小学生と幼稚園生をあつめてコンサートをしましょうnote

ただし、へこんでも知りませんよbleah

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なるほど…

Nちゃんの昨日のレッスンの感想です。

「頭を使って考えないとわからないけど、頭を使って考えていると弾けない」

なるほど。

つまりセオリーを理解するためには、理詰めで考えて理解する必要はあるけど、でもそれを考えて弾いているうちは、まだ身体覚えていないから弾けてないということですね。

格好のいい感想なので、採用…と約束しました。書いたよ~Nちゃん。

さて、「これはなんだ?」からはいろいろなセオリーが派生してきそうなのですが、ひとつ具体的になったのはヴィブラートのきっかけでした。

…と、自分用にたねメモしておいて、つづく(そ、そこで、怒らないでください)coldsweats01

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ライブ

変な風邪ひいてます。直りかけてると思うんだけど、鼻の奥がガラガラしてる。
今年はよく風邪ひきます。やーなかんじ。

日曜日に、ひょんなことから知り合いになった教会の人から依頼を受けて、クライストチャーチ倉敷というところでライブに出ました。

うたもの、ロックの音圧に混じって、

バッハの無伴奏1番。

結構評判は良く、安心してます。

突然だったので、今回は合間に無伴奏。次はうたもので、、、いやコラボで。

これはなんだの続き、鋭意考案中です。

ことばにするのは時間がかかるのね←いいわけcoldsweats01

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これはなんだ?

Nanda 入梅?ですかねぇ。

さて最近こんな下手な図をホワイトボードに書いて、レッスンしたりしてます。

さて、これはなーんだ?

wink

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自然の…

右肩から右腕にかけて、湿疹ができました。
きのう草刈をしてるときから、なんだか変だなと思っていたんだけど、この湿疹は異様。

午後、hospital皮膚科に3年ぶりに行くと

「けむしですね」

ということでした。

coldsweats02塗り薬と、飲み薬をもらって。

人にうつるものではないということなので、レッスンは予定どおりやりますよcoldsweats01

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小憎らしいやつ

ポッパーを…

あんあまりさらさら弾くもんだから、ちょっといたずらで、

「じゃ、それ全部半音あげて弾いてごらん」

弾きゃあがった。小憎らしいやつだ…ふふふbleah

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演奏の経済学

今日はNちゃんの話…

ではないのですが、タカちゃんの事を書いているブログを読んでくれていて、「私のは書かないでください」といわれながらも書いてほしそうなので…というのは、僕の勝手な想像なので、Nちゃんのレッスンねたから、ちょっと別な展開を。

Nちゃんは、オケもトップで弾いているし、いろいろとネタをもってやって来ることが多いです。オケの曲が多いんですが、今日はドヴォルザークのコンチェルトが弾きたい、ということでしたので…

2楽章をレッスンしました。

さてその内容はおいておいて…

曲の難易度、とかいう話でいうと、ドヴォルザークはどうなんでしょう。
チェリストなら、弾きたいと思う人が多い曲
さして、難しくないですよ、という逆説的なことを言ったりします。

技術的なこと、音楽的なこと、いろいろありますが。

ときどき引き合いに出すんですけど、バッハの無伴奏の1番とどっちが難しいですか?

正解は、バッハ。これは間違いありません。

その根拠ですか?

そうですね、たとえば、ただ単に人に聴かせる、ということであればどっちも同じだと思います。

しかし、お金を払ってもらって人に聴かせることを考えて見ましょう。

たとえば、1000円ですよ。クラシックのコンサートとしては安めな設定。

そのとき、ドヴォルザークのコンチェルトを一生懸命弾いたら、それなりに満足して、、、、あるいは「こいつ、こんなもんかぁ」とは思いながらまぁ1000円ならいっか、ぐらいで帰って行ってくれるかもしれません。

しかし、バッハのBWV1007だけを演奏したらどうでしょう。

聴衆の皆さんの評価はとたんに厳しくなることでしょう。
本当にすばらしいト長調を弾かない限り、ほとんどの方は納得してくれないんじゃないでしょうか?

チケットを買ってくれる聴き手の立場に立てば、曲の難易度が見えてくる?

これって、演奏の経済学…かもね

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チェロでやれよ

夜レッスン予定のタカちゃんに、昼間に遭遇。
ギターを持ってる。

そういえば最近ギター弾いてみてるらしい。

「かわらで、友達と。アンプないから音出ませんけど」

彼女とでしょ?

夜のレッスン。ギターのテキストらしきものを見せる。

「これ、やってます」

チェロレッスン。クラシックチェロの世界にどっぷりつかってもらう。

で、終了後。

チェロでやれよ!

「え?」

せっかくチェロが弾けるんだから、ロックでもブルースでもジャズでも、チェロでやるんだよ。ほらこうやって。

ベースライン。こうやって弾けば、ベーシストは要らない。

メロディーラインは、チェロの独断場。

耽美的なインプロ。べら棒に美しい。

タカちゃんは目を丸くして聴いてる。テクは要るけどね。
ギターやる人はたくさんいるんだからさ、チェロでやればいいんだよ。

「アコースティックでしょ。」

ピックアップつけてね。

みんながうらやむチェロやってるのにさ。

「え~、そうなんですか?」

そうなのよ。
チェロバンドにしなさい…と吹き込んだら、その気になって帰っていきました。

うふふwink

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岡山室内オペラ

僕の出る演奏会ではないんですが、ご案内ですhappy01

岡山室内オペラ 第8回研究発表会

指揮 フォルカー・レニッケ

17:30開演(17:00開場)
2008年6月14日 於:倉敷公民館大ホール

入場料:前売り2,000円(当日2,500円)

プログラム

ドニゼッティ:愛の妙薬
ロッシーニ:チェネレントラ
ヴェルディ:ファルスタッフ
モーツァルト:ドン・ジョヴァンニ

お問い合わせ:岡山室内オペラ事務局 086-956-1553(松本)
web: http://saitou.net/kammeroper/

僕の方にお問い合わせいただいても結構です。
お近くの方は是非いらしてください。

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最愛の人が死んでも…

実は、「イヤなことがあって、楽器に触れられない」というお話は良く聞きます。それはきっと、どんなにか嫌なことかもしれません。

しかし…

僕は幸いなことに、尊敬するプロフェッショナルがまわりに何人かいます。彼、彼女たちがみな同様に、こんなようなことを言います。

「私は、親が死んでも歌うことが出来た。最愛の人が死んでも、子供が死んでも、歌うだろう。」

僕もそうだろうか。そうでありたいと思います。

問えばわかる、ということではないですけれども、
生きることって、何でしょうか?

僕たちにとっては、明らかなことだと、思います。

悲しみを糧とはいいません。タカちゃんに語ったように、慰めにそういう言い方をしてあげるのは良いでしょうけれども。しかしそれはむしろ魂の悲鳴であり、叫びなのでしょう。

音楽をするならば、どこまでも踏み込んで、つねに魂を磨いていかないと、やっていけない、音楽家の性なのです。

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愛する人

いい天気…confident

まさえの部屋

オペラ歌手をしている、僕の愛する人のブログです。オススメにもリンクしています。
どうぞよろしくhappy01

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悲しみは越えた?

部屋の中が寒いので「冬かよ」といひとり、突っ込む。
でも南向きの部屋が暑いです。

悲しみを越えて」の主人公である、大学生の生徒さん、タカちゃん。

「ブログ、ぼくのこと、書いてあるでしょ」

なんだ、読んでるの。恥ずかしい?

「ぜんぜん」

また書いていいかい?

「いいですよ。読んだって書いておいてください」

今日はいつになく、熱心に、最初から、ばりばりスケールを弾いている。
ので、
シュレーダーの難曲を与えました。

「え~、そんなの出来ませんよ」

と、いいながら、僕の音を借りつつ、初見で譜読み
次からはこれをやろう。

今日はいつになく、「あとまだ1分ある」などと、ぎりぎりまで粘って、さらって帰りました。

悲しみを越えたかどうかは聞かずじまい。

でも、それでいいよね。

無心が、癒しですconfident

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おすすめ記事だって

なんだかとってもアクセスが多いなぁと思っていたら、

ココログのオススメ記事に推薦されていました。

ラッキーwink

ですが、なんでこれだけが?という疑問も残ります。

語呂が良かったのかな?

まぁいっか。ニフティさんありがとう。

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直線と曲線

連休も最後となってしまってますが、お疲れは出ていませんかconfident

さて

チェロを弾く、ということは(なんてフレーズを何度ほざいたことでしょうか)、楽器の構造である直線と、身体のこうぞうである曲線的な動きとの協調といえるでしょう。

直線:楽器の構造:ネック、指板、弓、弦
曲線:身体の構造:腕の動き、肘、指、関節の動き全般

曲線というのは、おおむね円運動とも言い換えることが出来ますね、弧の部分。

「協調」といいましたが、それは「妥協」であったり、「せめぎあい」あるいは「対立(おーもうそれは演奏不可能な世界)」であったり…できればそうでなく、「協調」そして「コラボレーション」でありたいと思います。

たとえば、

弓はまっすぐ動かしましょう、、なぜなら、腕はまっすぐ動かないから。
左手?左腕?これはやっかい。腕も手も指もすべてばらばらな曲線運動をするのに、それをまっすぐな弦にあてがわなければならないわけですから。

問題は「直線になるもんだ」という思い込み。
何の工夫もせずに直線になるはずがありません。

たとえば、

左手を、D線駒近くにそえ、指を弦に(とりあえず)ならべて、第一ポジションまですべらせてみてください。左腕だけでなく、全身の感覚を研ぎ澄ましてゆっくり。そして、こんどは逆に。

あちこち痛みませんか?あるいは、いろんなところを使っていると、かんじませんか。それもポジションによって異なりませんか?sun

ということは、あなたの演奏は、そういう感触をともなっているはず…

これをいろいろな動きでやってみると、そのつど、身体の感じる部分が違うのがわかるでしょ?大事なのは、ある形から形への「動き」であって、形そのものではないということなのですが、それはそれで重要なのでまた。

このとき、この痛み?感触?が、直線と曲線運動とのせめぎあい、あるいは協調ってことになりそうです。

面白そうですね?まとめられたら、まとめていこうと思いますwink

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インプロヴィゼーションつづき

ゴールデンウィーク後半…ていうのかなこれhappy01

半分くらいを休日モードでチェロを取り出してみます。で、引き続きインプロの話題で。

インプロの教則本というのがあります、チェロのがあるわけではないんですが。いわゆるスケール本みたいなやつで、たとえば、クレンゲルのテクニカルスタディー、みたいなもの。

スケール本というのは、買ってよかったのかなぁと思えるくらい強力な反復練習を課されますけど、これもまた強力です。何十というスケールのサンプルが並べられてます。

良心的だなぁと思ったのは、全部のキーについて書かれているわけではないので、さほどに無駄のないこと、でも、ということは全部のキーについてさらうと、どのくらいかかることやら…

面白いのは、スケールメソッドの並び。ディミニッシュスケールから始まって(そんなのクラシックではみたことないけど)、ペンタトニックのスケール、ホールトーンスケール(全音音階)、メジャースケール(でもモードを変化させる)、マイナースケールー(同左)。

ディミニッシュスケールは、インプロでは強力な武器になる、ということが聴けばわかります。

ちょっと、休日モードでいいかげんですが、もうすこしつらつら研究してみますねgood

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インプロヴィゼーション、あーんど、募集告知

即興ですね。

クラシックにも即興曲がありますけれど、それは作曲家が即興で作っただけの事であって、演奏家には即興であるかどうかは通常あまり関係ありません。

どちらかといえば、クラシック以外の「アドリブ」と言われるものに使うことが多いですね。

クラシックでは必然的にこれが求められているわけではありません。それどころか、「楽譜がないと弾けない」ひとが当然のごとくいます。別にそれが悪いことだと思われてもいません。

クラシックにインプロヴィゼーションがほぼ「ない」こと、求められないことにはあまり問題はないのでしょう、しかし演奏家にそれがないことは、やはりちょっと問題かもしれません。というか、欲がないてのか。

だからといって、ヴァイオリニストがみなグラッペリを研究するってのも、ちょっと奇異ですかね。ようするに、音楽の楽しみが半分になっているかも、ということですかね。メニューインとのデュオだったらいいんですかね?権威に弱い人は…(失礼)bleah

ただ僕にもそう自信はないんです。

休日モードで楽器を取り出し、デュポールをさらっているかとおもえば、ふと好きだったモンクのラウンドミッドナイトのフレーズが飛び出し、えんえんインプロヴィゼーションを奏でる。それがどれだけ気持ちがいいものか単に知っているというだけの話かもしれません。

でね、

チェロをフィーチャーするので、ピアニストとベーシスト、そしてドラマーを募集しています。マジですよ。連絡はどうぞ、メールで。mailhappy01

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悲しみを越えて

レッスン室に入ってくるなり。

「こんなことで落ち込むなんて、僕ぐらいなもんですよね…weep

「なにが、あったの」

「…それは秘密です」

なんだよ

「ぜんぜん弾けません」

「楽譜は?」

「置いてきました」

もってこいよ

「泣くなよな。めんどくさいから」

彼はすぐ泣くので予防線を張る。

「そういう時は、自分のためにチェロを弾きなよ」

「自分のために?」

「そう、自分を癒すために」

「癒されませんよ」

「癒されなければ、なにが足りないかわかるだろ?自分が悲しいとき、癒されたいときに、自分を癒すことの出来ないチェロ。そんなどん底にチャンスがある」

「そんなに前向きになれるかなぁ」

「前向きでも、後ろ向きでもいいから、とにかくいい音を出して。スケールでも練習曲でも、美しく弾けば癒されるんだよ」

レッスンは彼のために、スケールと練習曲と、無伴奏をちょっと弾いて終わりました。

やっぱりちょっと、泣いてました。

なにかに触れたようなので。悲しみか、癒しなのかわかんないけど。

男の子が、泣くなよな。

ま、いいか。

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天神山チェロアンサンブル(仮称)

は、昨日でした。

引き続き、団員?会員?募集中です。

ぼくのプロフィールのところにメールアドレスがあるので、お気軽にお問い合わせくださいねhappy01

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何も失われない…

バッハ1番G-durプレリュードが弾きたいという生徒さんconfident

アルペジオのボウイングも…

フィンガリングもポジショニングも…

でも弾きたいといわれる気持ち、弾かせてあげたい。案の定、テンポで弾こうとして、うまくいかない。でも、それがきっとこの方の理想

ふと思い立って、4分音符40以下のテンポで、スラーを使うことなく、16分音符一つ一つを丁寧に、しかし流れを大事に、弾いてあげる。ゆっくりゆっくり、プレリュード~っていう感じはしない。

「きれいですね」

「ええ、美しいでしょ?何も失われないんです。テンポは関係ありません。」

そのかたもゆっくりゆっくり引き始める。16分音符をひとつずつ味わいながら。そうすると、その生徒さんにとっては何も失われないどころか、プレリュードが見えてくる。

「いい曲ですね」

バッハ恐るべしhappy01

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エレクトリックチェロの陶酔

目に付くところにエレクトリックチェロがおいてあったので、お店の人にアンプに繋いでもらいました。

ふと思いついて…

そしてひたすらpppで、バッハの2番d-mollを弾いてみました。

ノンヴィブラートで。

アコースティックではニュアンスしか聴こえないピアニッシシモでの演奏が、アンプで増幅される…これがチェロ?…純粋に弦だけの振動。

陶酔の甘い響きが、その場を包み込みました。それは僕の幻想ではありません。

なるほど、こんな世界もあるのか…感性が求めていると、なにかが降りて来ます。

今度、聴いてみてください。陶酔のピアニッシシモを。

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もっと…

更新はぼちぼちだけど、アクセスが減りません。
応援してくれている皆さん、本当にありがとうございます。happy01

「あなたのチェロは、夜の音。お酒に酔うように、人を酔わせる」

今、もっと耽美的なバッハを追及してます。

クラシックのコンサートホールでは聴けないような、そんなバッハ。

もうちょっとこなれたら、ブログにも書いてみますね。

では、とりあえず。

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スケールはメロディー

体調は戻りつつある、と思うんですが、油断をすると首の周りが痛くなります。
暖かくして寝るといいみたい。風邪の方、春に油断めさるなwink

このブログのさまざまな書きかけのネタ、楽しみにしていらっしゃると伺ってます。ぼちぼち必ず書いていきますので、どうぞよろしくお願いしますconfident

今日はコネタですが…

レッスンの前に、ほとんどの方には、あるいはロングトーンで、スケールを弾いてもらっています。初心者はC-Durが中心。少し弾ける様になるといろいろと。

最初はとにかく音を出すことにせいいっぱい、一つ一つのボウイングとか、左手の形とか。一つ一つの音程もそう。

しかしスケールの音程は、流れの中で出来るものです。一つ一つの音を測定器で図って●●ヘルツ、はい正解、ではありません。音のつながり方もそう。上昇していく、下降していく音の形、それは流れ、です。

どんなに初心者の方であってもこういいます。

「スケールはメロディーの一部なんですよ。音楽なんですよ。」

メロディーの一部だから、そこによどみや濁りがあれば、そこで音程が狂っていたり、音のつながりが良くなかったり、長さや音量にむらがあったりするのです。

「どんな音楽を弾きたいか、イメージを持ってスケールを弾いてみてください。」

どーれーみーの単なるスケール。

もし少し余裕のあるレッスンなら、ベートーヴェンのソナタ3番の主題の展開の対旋律にあるスケールパターンを弾いてみます。
E-durのスケールを最初はトニカで、2度目はドミナントで、2オクターブ半にわたって上昇し、わずかに、そしておしゃれに収まるメロディー。それがどれだけ難しく、それだけに、どれだけ美しいか。

有名な曲なのでチェリストなら皆ピンとくるみたい。

普段練習しているスケールも別物ではありません。それは音楽の一部であり、メロディーなのですnotes

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病んでわかること

あいにくの雨。昨日の花見日和はどこへやら。

チェロって体力が要りますね。

風邪薬を飲んでふらふらしていると、

フォルテは平気でも、

ピアニシモのボウイング。弓がプルプル震えますね。
血圧が上がっているのでしょう。

体のバランス。何もしていないのにゆれているみたい。必要な体のバランスがどこなのかわからなくなってしまう。

無用にフィンガリングに力が入りますね。

必要な固定と、必要な動きが、思うようにとれません。

逆に肩がこります。

それを防ごうとすると、動きすぎます。

中庸、がやりにくいんです。

腕力は要らないけど、体力は大切です。すべてはバランスのために。

それでも「チェロって、深みのある音がしますね。」といわれ、

ちょっと救われます。

そして深みのために。confident

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闘病アーンド…

いつのまにか4月なのに…coldsweats02

春風邪でぶっ倒れました。

今週のはじめから…

すごい高熱が出るわけでもなく、しかし何もすることが出来ず、えらい(岡山弁でしんどいこと)

ほぼオフがさいわい、しかしたまのレッスンも、あわせも、チェロ持っていてもふーらふら(生徒さんには気づかれなかったかな?)。

ようやく復活の兆し。今朝草抜きをしました。

なんだかキーボードをたたく手もまだ震えているぞ。

今日は、家族と花見に行って、そのあと一仕事。

ご心配おかけしました~wink

あれれ、丸々一週間何のメンテナンスもしてないのに、ものすごいアクセス数!

ご来場、ありがとうございますhappy02今後とも、よろしく!

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緊急事態

さっき、ヴァイオリニストの弟から電話をもらう。telephone

「やぁ、えいちゃん(僕の名)?」
「おお!」
「今、浜●にいるんだけどね」
「え、川口?」
「いや浜●、カルテットの本番で」
「あそう」
「それがさ、だ、第2ヴァイオリンが来てないのよ、日間違えたらしくて」

「え゛~~~~~coldsweats02

「でさ、トリオの楽譜ある」
「あるある、えっとベートーヴェン…と…」
「モーツァルトないかな、ディベルティメント」
「…あーモーツァルトは、ないなぁ」
「ちょっとまって (チェロの大御所と)えっと兄なんですけど…はい、わかりました…じゃぁさ、ベートーヴェンの3番のCmollある?」
「あるある」
「じゃ、それ送ってくれない?」
「いーよー」
「それでさ、本番7時からなんだよね、間に合うかな」
「(時計は5時ちょっとすぎ)おー、、大丈夫コンビに近いしすぐコピーしてファックスするから」
「よろしく~」

(コンビニにて、コピー後、帰宅し、送信。送信終了時は17時50分。)

「送ったよ~」
「あーりーがとう!助かったよhappy02
「いやいや、間に合ってよかった」

ということで早速ブログネタ。

 浜●方面で某カルテットの教会コンサートが、トリオになった演奏会に行った方へ、楽屋裏の出来事でした。あ~もうすぐ本番ですね。

ということで~scissors

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チェリストは、レッスン室だけで育たない。

 今度の日曜日ヤマハの大人のための音楽教室の発表会です。チェロはヴァイオリンといっしょにやります。
 
 この季節年度末やご都合で出たいのに出れない方が何人もいらっしゃって、それでも6人の生徒さんに出ていただけます。
 
 表題は、もとは「ピアニスト」だったはずですが、誰の言葉だったかな?
 
 これは必ずしも本番を経験しろ、ということでもないかもしれません。チェロ以外のさまざまな経験がチェロの糧になる、ということも含まれているでしょう。
 
 しかし直接的に考えれば、本番でえられる貴重な経験。
 初心者の方でまだまだと辞退する方も多いです。
 
 ぼくは、積極的に出演を勧めています。そこで得られることは、単純に「上達」という名前で呼ばれるもの以上のものがあるからです。
 
 そして大事なこと、ぜひ、楽しんでくださいね。happy01
 
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パラダイムシフト

プロフェッショナルは、常にパラダイムシフトを探しています。

天才は、99%の地道な努力で支えられる、それは真実でしょう。しかし、1%の中に含まれるパラダイムシフト、これが起こらないと一切完結しない、シビアな現実。

しかし、それは天才だけに課された使命ではありません。

チェロの上達を目指そうとする人々、すべてに同じように問われているのです。

パラダイムシフト、あるときは、あの人には見えているけれども、自分には見えない世界と思えるかもしれません。憧れの「あの人」のようになりたい。しかし、「あの人」と言ってしまうと、そこに罠があります。比較の罠。

そうではなく、あなたにしか見えない世界へのステップを踏みしめる、これがあなたのパラダイムシフト。

われわれは、それを「化ける」と言ったりします。

どこにパラダイムシフトがあるのか、何がパラダイムシフトなのか…

いっしょに旅をしましょう。

それが僕の謎解きの旅です。

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天神山チェロアンサンブル

いい天気ですが、ちと寒いsun

先週の日曜日は天神山チェロアンサンブルの日でした。あ、名前はまだ決まっていないんだった、こないだ言うの忘れたぞ。coldsweats01

今回は、このブログの甲斐もありメンバーがひとり増え、いままで主婦の方6人だったところへ男性の生徒さん1名が加わり、ポッパーやバッハなどを練習いたしました。

個人的に、参加しようかな、という方も伺っています。どうぞお気軽にご連絡ください。とりあえず僕のメール(プロフィールにありますから)へどうぞ。

この日は、午後にヤマハの生徒さんの合奏などもあり、一日出ずっぱりでした。いやいや~cherry

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脱力って何だ?

急にあったかくなって、風邪を引くひとも多いみたい。それから花粉症。おだいにじ。confident

 脱力しろって、言われません?
 
 そんなこと言われたって、て思いません?despair
 
 いわく、右腕を脱力して、腕の重みだけで、とか。
 いわく、左手に力を要れず、重みで押さえろ、とか。
 いわく、体が自由に動けるように、力まないように、
 いわく、しっかりリラックスして、呼吸して…
 
 でも、全身脱力したら、ふにゃふにゃのタコ状態になるでしょう。
 温泉に入っているわけでもなく、生きて活動している以上、どこかでエネルギー、パワーを使っていますよね。
 
 脱力、を語る前に、その正体を知る必要があります。
 何のパワーもかけずにチェロを弾くことは出来ません。
 しかし、自らのパワーをはずす…ということは、自分の外部のパワーを使うということに他なりません。
 
 おそらく、それは重力。
 重力をどう自分のパワーにするかということが脱力の正体なのでは…
 
 また、全身脱力したのでは、ぶっ倒れてしまいます。
 だから、そうではなく、支えるべきところを支えて、そして脱力。
 
 脱力を語るには、まず、どこを支え、そしてどこを重力に頼るのか、これを明確にする必要がありそう。
 
 もうひとつ、自分で力を入れている自覚があるかどうか、これも大事ではないでしょうか。
 
 右腕を持ち上げる。弓を持つ。慣れてくると、右腕を持ち上げているということでパワーを使っているという意識が薄れてきますよね。普段日常生活で、いろんなパワーを使っているという意識はそうないでしょ?
 
 しかし、地球上では常に、重力に対抗したパワーを使っています。スペースシャトルにでも乗らないとそれは意識しにくいみたい。
 
 しかし、チェリストは、スペースシャトルに乗らずに、それを意識しなくてはならないんですね。
 
 ある日突然右腕が重いものだと自覚する。いえ、けっして五十肩の事をいってんじゃないですよ。そして肝心なのは、それを「どこで、どう支え、チェロに伝えるか」を見つけ出す。
 
 「おおこんなにもパワフルなボウイングが可能だったのか!」
 
 そんな日は近いかも。good
 
 じゃあ、どこでどう支えましょうか?
 
 続きます。airplane

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呼吸してます?

 演奏中、練習中に呼吸してますか?wobbly
 
 きちんとした呼吸法はちょっと難しいかもしれません。
 
 あるいは、アンサンブルをあわせるために、入りに息を吸ったり、またフレーズにブレスしたりという工夫もされてるかも。
 
 もちろん、呼吸は普段の練習のときも大事です。ズーッと力んで呼吸が止まっている方、あるいは極度の緊張で息がとても浅い方、いませんか?酸素不足は脳にてきめんです。せっかくの練習が酸素不足でうまくいかなかったり、肩こりになってしまったり。
 
 ちょっとお手軽に呼吸を実感してみましょう。
 
 チェロの練習前、あるいは練習中。いすに座って背中をまっすぐにしてください。
 
 腹筋をグッと締め、ふっと緩めてみましょう。
 
 そうすると自動的に息が出来ませんか?
 
 確認できたら、チェロを持ってください。
 
 構えて、弓を止めておきます。そのとき、軽く息を吸って、腹筋をクッと締め、姿勢がぐらぐらしないように。そうすると、弓もしっかり止まりますよね。あの、顔を真っ赤になるくらい思いっきり締めなくてもいいんですよ。coldsweats01
 
 そして、腹筋を緩め、自然に息が出始めつつ、元弓から弾き始めます。そして、先弓まで来たら、弓をしっかりとめつつ、やはり腹筋をクッと。どうですか?腕だけでとめようとするよりすんなりとまりませんか?そして元弓と同様に、腹筋を緩め、自然に息が出、リラックスしてアップを弾きます。
 
 これを何度か繰り返してみましょう。
 
 そして練習曲、あるいはエクササイズ。曲では、フレーズの始まり、終わりで、この腹筋を意識してみてください。エクササイズでも、区切りがありますよね。ロングトーンなら、一音一音意識しても良いでしょう。
 
 体の芯で支えて、停止、リラックスして、動作、これの繰り返しが呼吸につながっていく、そんな感じしませんか?
 
 どうぞ、試してみてください。bud 

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チェロは太鼓?

 はい、チェロ出して、バチもって、どんどんどん(良い子はまねしないでね)。wobbly
 
 チェロは何で出来ていますか…
 そう、木です。でも、全部同じ木じゃないよ~、、知ってるよ、指板は黒いし。
 
 そうではなくて、ボディの材質。
 
 表板だけが「スプルース」と呼ばれる「松」、側面と裏板が「楓」です。

 同じように見えるけど、なぜ違うのでしょうね~?

 確かにチェロに使われる楓には、虎モクといわれる横の縞々(これは木目ではありません、たまに勘違いしている方がいますけど)がある場合が多いですが、それをつけるために楓にしているわけではありません。それに、虎モクは音には関係ないんですよ。なくて安いなら、お得、という場合もあります。
 
 じゃなんで。gawk
 
 実は、表板の松が少々柔らかくしなやか。楓に比べるとね。
 
 ということは、これは太鼓と同じじゃないですか?notes
 
 たとえば、スネアドラムとかティンパニとかも。スチールの箱に、皮が張ってあって、その皮をたたいて、皮の方向に空気が振動して、音が飛んでいきますね。これは一目瞭然みればわかる。日本の太鼓も、ボディが木、で音を鳴らすのは皮。
 
 じゃあ、チェロは?

 表板を太鼓の皮、側面と裏板をボディと考えれば同じですね。
 そう、弦を弾くと、音が駒から表板に伝わって、表板が、側板と裏板に支えられて、振動。
 
 これでわかることって何でしょう。
 
 つまり、チェロの場合、太鼓ほどには一見してわからないけど、表板の向いている方向に音が飛んでいく、ということですね。
 
 練習や演奏をしているときは、常にこのことに気を払っていると、きっと良いことがありますよ。今弾いているチェロは、自分に対していちばんよく聴こえているのではなく、チェロの向いている遠い先に飛んでいっている~、のです。このイメージ是非持ってください。自宅で弾いているときであっても。
 
 「チェリストは2つの耳を持ってください」と、堤剛先生に指導されました。著書にも書いておられます。自分が弾いているチェロを直接聴く耳、そして、チェロが遠くまで飛ばしている音、すなわちお客様に聴こえている音、を聴く耳。おそらくそういうことをおっしゃっていると、僕は解釈しています。後者の耳は、それを聴く、というよりは響きや経験から感じるということではないでしょうか。
 
 自分のチェロが鳴っている幸せを感じましょう。もっと、もっと遠くへ響け~airplane

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インフォームド・コンセント

ウーム、今日のお題は日曜日にふさわしくない堅さですねぇ。空は雪が狐の嫁入り状態です。snow

 「インフォームド・コンセント」、お医者さんがちゃんと患者さんに説明して、合意した上で治療するということで使われていますけど、、『「正しい情報を得た(伝えられた)上での合意」を意味する概念』とのことですので、レッスンも同じじゃないかなと。

これは「堅い」だけでなく、難しい問題と言えるかな?

以前こんなことを書きましたけれども、チェロ奏法は「方法の知識」、過去何百年の間、教師は生徒にさまざまなことを教えようとしてきました。その歴史がウェルナーやドッツアウアーその他数々の教則本、練習曲集群であります。

情報化が進んだ現代になるにつれ、過去には少なかった、文章で書かれた入門書も増えてきました。しかしいかんせん「方法の知識」、見て触って感じて習い、体で覚えるというプロセスが欠かせません。

少なくとも、教える側は、今やっていることの目的と理由を理解し、それを伝えておかなければなりませんが、はたして僕にそれが出来ているものかどうか、つねに自分に問う毎日です。たしかに、「この曲は、こういったテクニックを習得するために、練習しますよ」と100%説明しているかというと、そうでないこともある、と思うからです。

また、そのテクニックを習得してもらう場合の科学的な検証も欠かせません。そのことがうまく説明できれば、習う側の目標設定に大きく役に立つ、と思うからです。

もし、僕のレッスン中に「こんなふうに、どうしてするの?」などと思ったら、是非聞いてみてください。もしかしたら「あれ?どうしてだったっけ」としばし考えるかもしれません。単に、むかしこう習ったから理由も考えずにやっている、ということもあるかもしれないのです。

ときに、そういう場合に、改めて考えてみると、もっといい方法が他に見つかったりもするのです。生徒さんのおかげで、あたらしい学習方法を発見できる、先生も学んでいるわけです。ブログへの掲載記事も、そんな発見に多く支えられています。

一緒に成長させていただけると、幸いです。happy01

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大人のためのチェロ講座のための先生のための心得

ためのためのって、のだめではありませんcatface

 生徒さんに「今日は(も)あまり練習する時間がなくて、できていません、すみません」とあやまられて恐縮してしまいます。また、同じことを何度も指摘すること、も、申し訳なく思われるようで、これもやはり恐縮してしまします。

 社会人の方が、自らの意志で、自分でお金を出して楽器を買いレッスンを受けているわけで、チェロの場合その先に資格をとってどうこう、ということではなくて、いわば芸術の世界に身を投じているわけです。あたまが下がる思いですconfident

 もしあまり練習する時間がなければ、レッスンの時間を練習の時間と思っていただき、忙しい毎日の中、せめてレッスンの時間を、ほかの事を忘れチェロを必ず持つ時間、と思っていただくと幸いです。同じことを指摘するのは、講師の責務であります。本来、時間をかけて身につけるもの、多分日常生活とは異なる体の動きをしなければならないこともあるので、せめてレッスンの時には、気がついたらそれを指摘する、そのことによって、重要であるということを理解していただくと幸いです。

 さらにいえば、生徒さんの仕事の合間の短い貴重な練習時間内で、最大の効果をあげる練習方法を開発すること、また、もしかしたら、チェロを持たない時間でもチェロの動きをなんらかの形でシュミレーションできるような方法を開発すること、そして、同じことを指摘するほどの重要なことが、すぐに「なるほど」と納得できるよう表現を考えること、これらも私の使命でありますhappy01

 そんなおいしい話あるのでしょうか?このブログ講座ではそんなおいしい話を目指しておりますscissors

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身体で覚える?

 いま読んでる本「社会学と過ごす一週間」(ソシオロジスト編集委員会編、学文社刊)の中に、「内容の知識と方法の知識」という一節がありますbook

 「箸」が例に出ていて「箸とは、食事のときに使う2本の棒、中国が起源らしい」というのが内容の知識。「箸の持ち方」は、方法の知識ということです。また「方法の知識は体で覚える」という節では、筆者のスキーの経験を元に、「方法の知識は言葉の形をしておらず、体で身につける」と述べていますpencil

 チェロ奏法は、明らかに後者。すなわち、言葉で表現するのは非常に難儀なのです。方法はあります。それは学んでいる人の別な経験になぞらえ、それにたとえること。個人レッスンでも、「方法の知識」としながらも言葉を語ることも多くあります。その時々生徒さんの経験を借りながらレッスンをしているんだなと、切に感じます。

 このブログは「チェロ講座」を標榜しています。ブログは言葉以外の何物でもありません。指し示してあげることも弾いてあげることもありません(図版や画像、動画は今後充実させたいと思っていますが)。結構これは無謀なことなのかな?いえ、僕はそうは思っていません。「方法の知識」を言葉を中心に充実させること、このことは殊に大人にとっては重要なことです。

 ここで何より必要なのは、皆さんの疑問や、フィードバックです。理解しがたいこと、疑問なこと、いま壁にぶつかっていること、なんでもお寄せください。僕も一緒に考えたいと思います。

 このブログチェロ講座は、僕にとっても勉強ですrock

 追伸:チェロっていうカテゴリーを無くしました。意味ないですよね、もう一つ同じブログ作ってるようなもんだ。

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あなたはなぜ。

さてと。coldsweats01

先ほどジョギングしてきましたので、夜のお仕事の前に午睡(ひるね)を、と思ったのですが、ちょいとひとつ。

あなたは、なぜチェロを弾こう、ましてや習ってまで弾こうと思いましたか?

人に聞く前に、自分に聞けということですよね。

そうですね、詳しく話せば長くなりますが、9歳の時分、僕はおおむね野球少年でしたね。クラシック音楽も好きでした。親に訓練を受けた、というより、家にあったLPを、こっそり誰もいないときに聞いていた、という感じでした。

弟がやっていた少年弦楽合奏団に遊びに行ったとき、チェロっていうものに初めて出会いました。これだなnotesって思いましたね。

音楽が好きでチェロが好きで、聴くのもいいけど弾いてみたい。

単純にそういうことですよね。バンドするのも同じ。
いま、縁あって、まちでチェロのせんせいをして生業としてます。

この縁大事にしたいんです。

だって多分、あなたも同じ動機でチェロを弾こうと思ったんじゃないかなと、
ぼくは勝手に思っているんですけど。

どうでしょう?

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