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2011年12月21日 (水)

accord ultra light 買いました。

実は中身も変わったんでそのほうが自分にとっては一大事なんですけど、そのついでに変えたケースの話のほうが他人に話すには面白そうなので、します。

今まで使っていたケースは bam hitech4.4。5キロ6キロが当たり前の時代には割と軽い方のケースでしたが、いまでは普通。しかし堅牢さは抜群でした。決して安いケースではないのに、ひところずいぶんとたくさんの人が持っていて、自分の知人だけでも5人もが同じケースを使っていました。まだ使ってるかどうかは知らないけど。このシリーズはカラーが一つシルバーだけなので、みんな同じになっちゃうんですよね。

外側の堅牢さにはbamは他を寄せ付けない、というのは僕の実感でもあります。10年使ううち、取っ手のゴムが切れ、ショルダーベルトの金具が外れ、チェロのネックのマジックテープがほつれて細ーくなってきたので、切ってしまって自分で新しいマジックテープをつないで補修し、弓を固定するマジックテープが甘くなってきたので、一部補修し、最近は5つしかないパチン錠(っていうらしいですね、パチンパチンってようするに閉めるやつ、なんていうか調べたらそういうらしい)の一つが壊れてしまいました。

最後のはケースの強度にかかわること。また、弓の固定部分のマジックテープについては、場合によっては本体を傷つけてしまいかねないし、いつもかなり慎重に弓を固定しなければならない。

それで、そろそろかなぁ、と思ってたところに楽器の話が転がり込み、じゃぁケースも換えなきゃとなったわけです。まぁ、やや重ケースでしたがお世話になりました。

最初はまたbamで、と思っていました。BAM Hightech Slim 2.9。なかなか良さげです。無条件なbamファンならおすすめ。でも、横置きがしずらいらしい。

そうこう悩んでいるうちに、おくりびとのケース、Toyo Plume Carbon Slimに巡り合い、かなり気に入りました。限定50本、ってのもいい。最近値下げしたのも、買えっていってるようなものかな?やっぱりモノづくりは国産でしょ、という感じで、直販サイトに申し込んだんです。

でも、「品切れです、ごめんなさい」とご丁寧に電話までいただきました。「クロサワバイオリン」にちょっと高めの値段で出てるのが、日本最後の一本だというのです。もしこの話を聞いて買った!!という人は教えてください。僕は、ちょっと勢いがそがれてやめました。

で、同程度の信頼性と軽量性の両立となると、やっぱ定番しかないなぁ、ということになったのです。accord ultra light 2.3kg。この2.3はいまだほかの追随を許してないですよね。ただ、なにせ高い。円高の影響か若干安くなっても、激安サイトを探して余裕で30万円を超える値段。楽天の店で50万ってとこがありました。これって、円安時の在庫なのかなぁ。そうしてみると円高って輸出企業だけじゃなくて、輸入企業にも打撃なのかも知れないですよね。特に単価が高くて動きの遅いこういう業界は。

円高!じゃぁドルで買ったらどう?と、ごく普通な発想をしてしまいました。

海外のサイトでの買い物の経験はなかったので、輸入代行とかいろいろ調べたんですが、輸入を全部代行してくれる場合は、だいたい一割くらいの手数料を取られる。荷物をその国の拠点で代理で受っとってもらう場合は1000円から2000円くらいの、手数料でいいけど、買い物の手続きや、交渉は自分でしないといけない。このほかに、輸入代行の拠点から日本への送料は当然かかるとのこと。

代行を使っても、使わずに自分で買っても、モノによっては関税、日本の消費税が別途かかる。それは日本につくまでわからない。

などということがわかってきたんだけど、そのほかにも信用できるサイトかどうかの確認、というか確信?を持てるかどうかということ、なにせ金額がちと高めですからね、これらもろもろのリスクを考え、結局、全部かぶって自分で海外サイトで買うことにしました。

買うと決めたサイトは、http://www.gostrings.com/。一応、yahooのショッピングサイトに登録されているし、支払いにpaypalが使える。同じクレジットカードが使えてもpaypalが使えるかどうかは、信用にちょっと違いが出てくる。その信用に払う手数料は、円ドルレート換算で2、3円かな?今日のレートが約78円だけど80円で換算されていたので。それに何より調べた限り、かなり安かったので。2400ドル、80円換算でも192000円、20万を切る値段。

accord ultra light を選択し、できれば3dカラーじゃないほうがいいなぁ(このへんが天邪鬼ですかね)と思ってmid night blue を選択し、一応選択肢がなかったので、コメントにsize = midiumと記入しておきました。ところでアコードっていうのはクロアチアのケースメーカーなんです。旧ユーゴですよね。なんだか心惹かれませんか?国内にあるものだけを見てるとわからないけど accord のケースにはサイズがあるんです。日本にはmidiumしか入ってきていなくて、モンタニアーニサイズの大きいのは入りません。そういう人はそれこそ海外からlargeを手に入れるか、ほかのケースにするしかないんですよね。

さて横道にそれましたが、買い物の続き。よく読むと、海外発送送料が無料になるぞクーポンなるものがあるらしく、「int-2010」などというおまじないを入力したらいいよとなっているので、入力。そして、清算してもらうと、たしかに「Free shipping coupon $0.00」になってました。2400ドルぽっきり。paypalの手続きをして、えいやとばかり購入してしまいました。

NYのお店ですので、昼と夜が逆。その夜、お店からメール、同じ内容を日本語訳したものが未明にも届いていました。英語のメールではわからんかもと気を使ったのかもしれませんが、そのメールもネット翻訳かなんかのメールなので、逆にわかりにくい。英語のメールの方を読みました。

内容は、「ありがとうございます。色の在庫がないかもしれないので、midnight blueがないときの第2希望、第3希望を教えてください。それから、送料無料は国内だけで日本までは200ドルかかります。」

色はともかく200ドルかかるのかよ、クーポンはだめなのかいとは思いながら16000円ほど余計にかかってもまだ余裕で10万円以上安いので、「送料承知しました、色はもしmidnight bule がなければ、第二希望が3d green、第三希望が3d safariです」と返事すると「送料はpaypalで請求します、"It looks like the 3D safari would work"、2日以内にはすべて確認します。」真ん中の英語の部分は、僕は、mid night blue がなければ、3d safari にすると解釈し、それが2日以内に明らかになるのだろうという風にこのメールで思ってました。

2日以内が3日になったのは、その辺は鷹揚に考えようと思っていたので良かったんですが、いきなり注文伝票と、fedexのトラッキングナンバー入りの発送伝票と、「This completes your order. Thank you for shopping with us」というメールが送られてきました。

えっと結局何色になったのかなぁ。送料も請求されてないぞ。もちろん問い合わせればすぐにわかることなのですが、どの色が来るのかちょっとわくわくもあって、ほおっておくことにしました。送料はちと心配ですが。

fedexのtrakingは、非常に面白いものでした。現地時間16日の17時(日本時間17日の朝7時)に集荷された情報が最初のトラッキング。こちらへの到着予定は22日の午後6時、ただし税関等で時間を取られなければ。そしてニューアークの拠点空港から、アンカレッジを経由され、日本へ、というのが毎日のように変化していくのが面白い。

そういえば昔は「アンカレッジに寄って」なんて聞いたことがありましたが、いまはアメリカ旅行は、アンカレッジを経由しないんですね。飛行機の燃費も良くなったし、ロシア上空も自由に飛べるし、むしろ人がアンカレッジに行く場合はシアトル経由なんだそうです。荷物はアンカレッジに貨物の焦点基地があるので、こういう昔ながらの経路をとるそうです。

ところで、さっきの話で、このほかに関税とか、日本の消費税がかかって、それはfedexが立て替える話なので、どのタイミングで払うのかを知りたいので、fedexに聞きました。あらかじめ必要な場合はお知らせします、という回答でした。請求書などをくれる場合があるそうです。消費税は、買い物をした金額の60%にかかるので、約20万として6000円くらい。まぁとりあえず腹積もりだけしておきました。

そうこうしていると、トラッキングにsennann-shi jp などと現れたので、成田あたりに着くと思い込んでいたので、それどこ?もちろん地元の人はご存じなのでしょう。泉南市というのは関空の住所なんですよねぇ。羽田空港が大田区にあるのを知ってる人はあまりいないのと一緒ですね。実はfedexは岡山にも拠点をもっていて(流通センター)、そこへの荷物は関空に来るんだそうです。で泉南市についたのが昨日のお昼くらい。

Accord1_2 普通の宅急便だったら、大阪から出たら一日で着くだろうけど、国際貨物だからいろいろ手続きとかあって、だから2日後の22日の予定時刻ぐらいになるんだろうなと、思ってました。

ところが今朝9時のトラッキングは、okayama shi kita ku jp 。もしかして今日来るのかなぁ。。。そしてお昼過ぎ到着です。一日半予定より早く着きました。fedex恐るべし。ていうか、予定立たないじゃん。

だいたい予想通りの直方体の段ボールが運び込まれ(写真)、fedexはハンコを押すんじゃなくて、なにやら端末のようなものに、タッチペンでサイン。これは、かっこいい。「日本語でいいですから」はいはい。

でも、消費税も関税も言われませんでしたよ。関税はともかく、いらないんですかね。きっと金額的な特例があるんでしょうね。知ってる人がいたら教えてください。

Accord2 最後のドキドキは色。注意してでっかい段ボールを開けました。段ボール内、同じ大きさの軽い木材の板に挟まれて出てきた accord の色は…3d safariでしたぁ!!!(写真)。

というわけで無事本日私のチェロを収めることになりました。今現在 、別途請求されるはずの送料もなく、$2400しか支払っておりませんが、いいんでしょうかね。ここままなら、国内で買うののほぼ半分の値段ですよ。ちょっといいお酒でも飲みますかね。あなたも、NYのサイトで買い物してみます?

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いるか、いるか?
いるか、要るか?いるか、居るか?など、いろいろ考えられます。

いいハンドルネームです。

私自身も気に入っています。
昔飼っていた犬にいるかと名付けていました!
(犬なのに!)
ドルフィンという言葉も好きです!語源調べてみないと・・・。

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