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2008年5月

直線と曲線…拡張

変な天気が続きます。体調はいかがですか?

では、拡張の場合の左指の並びです。

Left_ex一応写真を載せてみましたが、一見して基本形から1の指の関節をただ伸ばしたように見えます。空中でやると、実はよくわかりません。親指の位置がいい加減ですが、ここではちょっとそれは無視しましょう。

手の大きい人はあまり問題にならないかもしれませんが、基本形から1の指を伸ばして拡張形を作るとき、当然弦の上に指が来るように伸ばします。

適切に、1と2が全音になるように幅を取ったときに、1から4の指全部が弦の上にあるようにならべていると、単に1の指を伸ばしただけだと、弦から外れていきますので、2から4の指をわずかに上に倒すことになります。

これは、2から4の指の関節をよりきつく曲げることであり、手のひらがネックにわずかに近づきます。

肝心なのはそれに伴い肘も移動しなければならないということです。肘をチェロのほうに寄せます。G線、C線では、より前に動かすような意識が必要かもしれません。

その動きがないと、手の小さい方は十分1の指を伸ばすことが難しく感じられるかもしれません。

もし現在、拡張をしているつもりなのに十分伸びていないように感じられる、あるいは手が小さいからとあきらめている人は、肘の動きを試してみてください。

なお、下へ拡張する場合は、いったん基本形で半音ポジションを上げた形から考えると、わかりやすいかもしれませんよhappy01

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小憎らしいやつ

ポッパーを…

あんあまりさらさら弾くもんだから、ちょっといたずらで、

「じゃ、それ全部半音あげて弾いてごらん」

弾きゃあがった。小憎らしいやつだ…ふふふbleah

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演奏の経済学

今日はNちゃんの話…

ではないのですが、タカちゃんの事を書いているブログを読んでくれていて、「私のは書かないでください」といわれながらも書いてほしそうなので…というのは、僕の勝手な想像なので、Nちゃんのレッスンねたから、ちょっと別な展開を。

Nちゃんは、オケもトップで弾いているし、いろいろとネタをもってやって来ることが多いです。オケの曲が多いんですが、今日はドヴォルザークのコンチェルトが弾きたい、ということでしたので…

2楽章をレッスンしました。

さてその内容はおいておいて…

曲の難易度、とかいう話でいうと、ドヴォルザークはどうなんでしょう。
チェリストなら、弾きたいと思う人が多い曲
さして、難しくないですよ、という逆説的なことを言ったりします。

技術的なこと、音楽的なこと、いろいろありますが。

ときどき引き合いに出すんですけど、バッハの無伴奏の1番とどっちが難しいですか?

正解は、バッハ。これは間違いありません。

その根拠ですか?

そうですね、たとえば、ただ単に人に聴かせる、ということであればどっちも同じだと思います。

しかし、お金を払ってもらって人に聴かせることを考えて見ましょう。

たとえば、1000円ですよ。クラシックのコンサートとしては安めな設定。

そのとき、ドヴォルザークのコンチェルトを一生懸命弾いたら、それなりに満足して、、、、あるいは「こいつ、こんなもんかぁ」とは思いながらまぁ1000円ならいっか、ぐらいで帰って行ってくれるかもしれません。

しかし、バッハのBWV1007だけを演奏したらどうでしょう。

聴衆の皆さんの評価はとたんに厳しくなることでしょう。
本当にすばらしいト長調を弾かない限り、ほとんどの方は納得してくれないんじゃないでしょうか?

チケットを買ってくれる聴き手の立場に立てば、曲の難易度が見えてくる?

これって、演奏の経済学…かもね

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チェロでやれよ

夜レッスン予定のタカちゃんに、昼間に遭遇。
ギターを持ってる。

そういえば最近ギター弾いてみてるらしい。

「かわらで、友達と。アンプないから音出ませんけど」

彼女とでしょ?

夜のレッスン。ギターのテキストらしきものを見せる。

「これ、やってます」

チェロレッスン。クラシックチェロの世界にどっぷりつかってもらう。

で、終了後。

チェロでやれよ!

「え?」

せっかくチェロが弾けるんだから、ロックでもブルースでもジャズでも、チェロでやるんだよ。ほらこうやって。

ベースライン。こうやって弾けば、ベーシストは要らない。

メロディーラインは、チェロの独断場。

耽美的なインプロ。べら棒に美しい。

タカちゃんは目を丸くして聴いてる。テクは要るけどね。
ギターやる人はたくさんいるんだからさ、チェロでやればいいんだよ。

「アコースティックでしょ。」

ピックアップつけてね。

みんながうらやむチェロやってるのにさ。

「え~、そうなんですか?」

そうなのよ。
チェロバンドにしなさい…と吹き込んだら、その気になって帰っていきました。

うふふwink

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岡山室内オペラ

僕の出る演奏会ではないんですが、ご案内ですhappy01

岡山室内オペラ 第8回研究発表会

指揮 フォルカー・レニッケ

17:30開演(17:00開場)
2008年6月14日 於:倉敷公民館大ホール

入場料:前売り2,000円(当日2,500円)

プログラム

ドニゼッティ:愛の妙薬
ロッシーニ:チェネレントラ
ヴェルディ:ファルスタッフ
モーツァルト:ドン・ジョヴァンニ

お問い合わせ:岡山室内オペラ事務局 086-956-1553(松本)
web: http://saitou.net/kammeroper/

僕の方にお問い合わせいただいても結構です。
お近くの方は是非いらしてください。

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最愛の人が死んでも…

実は、「イヤなことがあって、楽器に触れられない」というお話は良く聞きます。それはきっと、どんなにか嫌なことかもしれません。

しかし…

僕は幸いなことに、尊敬するプロフェッショナルがまわりに何人かいます。彼、彼女たちがみな同様に、こんなようなことを言います。

「私は、親が死んでも歌うことが出来た。最愛の人が死んでも、子供が死んでも、歌うだろう。」

僕もそうだろうか。そうでありたいと思います。

問えばわかる、ということではないですけれども、
生きることって、何でしょうか?

僕たちにとっては、明らかなことだと、思います。

悲しみを糧とはいいません。タカちゃんに語ったように、慰めにそういう言い方をしてあげるのは良いでしょうけれども。しかしそれはむしろ魂の悲鳴であり、叫びなのでしょう。

音楽をするならば、どこまでも踏み込んで、つねに魂を磨いていかないと、やっていけない、音楽家の性なのです。

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愛する人

いい天気…confident

まさえの部屋

オペラ歌手をしている、僕の愛する人のブログです。オススメにもリンクしています。
どうぞよろしくhappy01

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悲しみは越えた?

部屋の中が寒いので「冬かよ」といひとり、突っ込む。
でも南向きの部屋が暑いです。

悲しみを越えて」の主人公である、大学生の生徒さん、タカちゃん。

「ブログ、ぼくのこと、書いてあるでしょ」

なんだ、読んでるの。恥ずかしい?

「ぜんぜん」

また書いていいかい?

「いいですよ。読んだって書いておいてください」

今日はいつになく、熱心に、最初から、ばりばりスケールを弾いている。
ので、
シュレーダーの難曲を与えました。

「え~、そんなの出来ませんよ」

と、いいながら、僕の音を借りつつ、初見で譜読み
次からはこれをやろう。

今日はいつになく、「あとまだ1分ある」などと、ぎりぎりまで粘って、さらって帰りました。

悲しみを越えたかどうかは聞かずじまい。

でも、それでいいよね。

無心が、癒しですconfident

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直線と曲線…姿勢

いやぁな天気です。台風らしい…

腕の直線的な動きを考える前に、姿勢について。
どんなによい動きをイメージしても、その元になる基礎が弱いと、全体のバランスがくずれてしまい、思わぬ力みに繋がります。

正しい姿勢の考え方はいろいろあるとおもいますが、ここではこれだけ。

Back2 このへたくそな絵はなんでしょう?

座っているヒトの骨を模式化して後ろから見たつもりです。

ようするにチェリストの後姿です。なので、骨盤は下に2つに割れて、座骨で支えられています。

赤い丸印のところ、すなわち背骨の一番したの辺りに注目してください。ここは、腹側にすると、へその下くらいになると思います。

姿勢が悪い、というか、座ってしまうとついついこの部分が背中のほうに出てしまいませんか?つまり背中が腰に支えられず、丸くなっている状態。この状態では肩が自由に動かせず、無理をすると肩こりにもなるし、もっとひどいことにもなるかもしれません、が、けっこうそのようなことは起こってます。

この部分をしっかり、骨盤にのっける、すなわち、前に出すとどうなるでしょう?

背中がまっすぐ立つでしょ?

そして胸の辺りが広くなり、肩が楽になるだけでなく、呼吸も楽になります。

これだけhappy01

ちょっと試してみて下さいね。

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直線と曲線 …左手

好評?直線と曲線シリーズ

それでは、ちょっと左手のみについて考えて見ましょう。

まず、開いた形の左手。これに、ネックポジションとサムポジションとそれぞれに弦を直線としてあてがう場合を簡略化して書き込みます。

Open1

黄色で描かれた直線が、親指をネックの下に置くネックポジション、緑色で描かれた直線が親指でも押さえるサムポジションを想定しています。


Neck_r1 ですからネックポジションなら、指は直線にあわせるためにこういう風に折り曲げる。


Thum_r1 サムポジションだと、こうなります。

すなわち、ポジションによって指の曲がり方は違います。


なんと、この2種類のポジションでは、指の並びが逆です。知ってましたか?
直線と曲線で考えると、こんな発見があります。

では、次回は、腕と身体もあわせた直線化を考えてみましょう。

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おすすめ記事だって

なんだかとってもアクセスが多いなぁと思っていたら、

ココログのオススメ記事に推薦されていました。

ラッキーwink

ですが、なんでこれだけが?という疑問も残ります。

語呂が良かったのかな?

まぁいっか。ニフティさんありがとう。

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直線と曲線

連休も最後となってしまってますが、お疲れは出ていませんかconfident

さて

チェロを弾く、ということは(なんてフレーズを何度ほざいたことでしょうか)、楽器の構造である直線と、身体のこうぞうである曲線的な動きとの協調といえるでしょう。

直線:楽器の構造:ネック、指板、弓、弦
曲線:身体の構造:腕の動き、肘、指、関節の動き全般

曲線というのは、おおむね円運動とも言い換えることが出来ますね、弧の部分。

「協調」といいましたが、それは「妥協」であったり、「せめぎあい」あるいは「対立(おーもうそれは演奏不可能な世界)」であったり…できればそうでなく、「協調」そして「コラボレーション」でありたいと思います。

たとえば、

弓はまっすぐ動かしましょう、、なぜなら、腕はまっすぐ動かないから。
左手?左腕?これはやっかい。腕も手も指もすべてばらばらな曲線運動をするのに、それをまっすぐな弦にあてがわなければならないわけですから。

問題は「直線になるもんだ」という思い込み。
何の工夫もせずに直線になるはずがありません。

たとえば、

左手を、D線駒近くにそえ、指を弦に(とりあえず)ならべて、第一ポジションまですべらせてみてください。左腕だけでなく、全身の感覚を研ぎ澄ましてゆっくり。そして、こんどは逆に。

あちこち痛みませんか?あるいは、いろんなところを使っていると、かんじませんか。それもポジションによって異なりませんか?sun

ということは、あなたの演奏は、そういう感触をともなっているはず…

これをいろいろな動きでやってみると、そのつど、身体の感じる部分が違うのがわかるでしょ?大事なのは、ある形から形への「動き」であって、形そのものではないということなのですが、それはそれで重要なのでまた。

このとき、この痛み?感触?が、直線と曲線運動とのせめぎあい、あるいは協調ってことになりそうです。

面白そうですね?まとめられたら、まとめていこうと思いますwink

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インプロヴィゼーションつづき

ゴールデンウィーク後半…ていうのかなこれhappy01

半分くらいを休日モードでチェロを取り出してみます。で、引き続きインプロの話題で。

インプロの教則本というのがあります、チェロのがあるわけではないんですが。いわゆるスケール本みたいなやつで、たとえば、クレンゲルのテクニカルスタディー、みたいなもの。

スケール本というのは、買ってよかったのかなぁと思えるくらい強力な反復練習を課されますけど、これもまた強力です。何十というスケールのサンプルが並べられてます。

良心的だなぁと思ったのは、全部のキーについて書かれているわけではないので、さほどに無駄のないこと、でも、ということは全部のキーについてさらうと、どのくらいかかることやら…

面白いのは、スケールメソッドの並び。ディミニッシュスケールから始まって(そんなのクラシックではみたことないけど)、ペンタトニックのスケール、ホールトーンスケール(全音音階)、メジャースケール(でもモードを変化させる)、マイナースケールー(同左)。

ディミニッシュスケールは、インプロでは強力な武器になる、ということが聴けばわかります。

ちょっと、休日モードでいいかげんですが、もうすこしつらつら研究してみますねgood

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インプロヴィゼーション、あーんど、募集告知

即興ですね。

クラシックにも即興曲がありますけれど、それは作曲家が即興で作っただけの事であって、演奏家には即興であるかどうかは通常あまり関係ありません。

どちらかといえば、クラシック以外の「アドリブ」と言われるものに使うことが多いですね。

クラシックでは必然的にこれが求められているわけではありません。それどころか、「楽譜がないと弾けない」ひとが当然のごとくいます。別にそれが悪いことだと思われてもいません。

クラシックにインプロヴィゼーションがほぼ「ない」こと、求められないことにはあまり問題はないのでしょう、しかし演奏家にそれがないことは、やはりちょっと問題かもしれません。というか、欲がないてのか。

だからといって、ヴァイオリニストがみなグラッペリを研究するってのも、ちょっと奇異ですかね。ようするに、音楽の楽しみが半分になっているかも、ということですかね。メニューインとのデュオだったらいいんですかね?権威に弱い人は…(失礼)bleah

ただ僕にもそう自信はないんです。

休日モードで楽器を取り出し、デュポールをさらっているかとおもえば、ふと好きだったモンクのラウンドミッドナイトのフレーズが飛び出し、えんえんインプロヴィゼーションを奏でる。それがどれだけ気持ちがいいものか単に知っているというだけの話かもしれません。

でね、

チェロをフィーチャーするので、ピアニストとベーシスト、そしてドラマーを募集しています。マジですよ。連絡はどうぞ、メールで。mailhappy01

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