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2008年4月

悲しみを越えて

レッスン室に入ってくるなり。

「こんなことで落ち込むなんて、僕ぐらいなもんですよね…weep

「なにが、あったの」

「…それは秘密です」

なんだよ

「ぜんぜん弾けません」

「楽譜は?」

「置いてきました」

もってこいよ

「泣くなよな。めんどくさいから」

彼はすぐ泣くので予防線を張る。

「そういう時は、自分のためにチェロを弾きなよ」

「自分のために?」

「そう、自分を癒すために」

「癒されませんよ」

「癒されなければ、なにが足りないかわかるだろ?自分が悲しいとき、癒されたいときに、自分を癒すことの出来ないチェロ。そんなどん底にチャンスがある」

「そんなに前向きになれるかなぁ」

「前向きでも、後ろ向きでもいいから、とにかくいい音を出して。スケールでも練習曲でも、美しく弾けば癒されるんだよ」

レッスンは彼のために、スケールと練習曲と、無伴奏をちょっと弾いて終わりました。

やっぱりちょっと、泣いてました。

なにかに触れたようなので。悲しみか、癒しなのかわかんないけど。

男の子が、泣くなよな。

ま、いいか。

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天神山チェロアンサンブル(仮称)

は、昨日でした。

引き続き、団員?会員?募集中です。

ぼくのプロフィールのところにメールアドレスがあるので、お気軽にお問い合わせくださいねhappy01

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何も失われない…

バッハ1番G-durプレリュードが弾きたいという生徒さんconfident

アルペジオのボウイングも…

フィンガリングもポジショニングも…

でも弾きたいといわれる気持ち、弾かせてあげたい。案の定、テンポで弾こうとして、うまくいかない。でも、それがきっとこの方の理想

ふと思い立って、4分音符40以下のテンポで、スラーを使うことなく、16分音符一つ一つを丁寧に、しかし流れを大事に、弾いてあげる。ゆっくりゆっくり、プレリュード~っていう感じはしない。

「きれいですね」

「ええ、美しいでしょ?何も失われないんです。テンポは関係ありません。」

そのかたもゆっくりゆっくり引き始める。16分音符をひとつずつ味わいながら。そうすると、その生徒さんにとっては何も失われないどころか、プレリュードが見えてくる。

「いい曲ですね」

バッハ恐るべしhappy01

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エレクトリックチェロの陶酔

目に付くところにエレクトリックチェロがおいてあったので、お店の人にアンプに繋いでもらいました。

ふと思いついて…

そしてひたすらpppで、バッハの2番d-mollを弾いてみました。

ノンヴィブラートで。

アコースティックではニュアンスしか聴こえないピアニッシシモでの演奏が、アンプで増幅される…これがチェロ?…純粋に弦だけの振動。

陶酔の甘い響きが、その場を包み込みました。それは僕の幻想ではありません。

なるほど、こんな世界もあるのか…感性が求めていると、なにかが降りて来ます。

今度、聴いてみてください。陶酔のピアニッシシモを。

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もっと…

更新はぼちぼちだけど、アクセスが減りません。
応援してくれている皆さん、本当にありがとうございます。happy01

「あなたのチェロは、夜の音。お酒に酔うように、人を酔わせる」

今、もっと耽美的なバッハを追及してます。

クラシックのコンサートホールでは聴けないような、そんなバッハ。

もうちょっとこなれたら、ブログにも書いてみますね。

では、とりあえず。

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スケールはメロディー

体調は戻りつつある、と思うんですが、油断をすると首の周りが痛くなります。
暖かくして寝るといいみたい。風邪の方、春に油断めさるなwink

このブログのさまざまな書きかけのネタ、楽しみにしていらっしゃると伺ってます。ぼちぼち必ず書いていきますので、どうぞよろしくお願いしますconfident

今日はコネタですが…

レッスンの前に、ほとんどの方には、あるいはロングトーンで、スケールを弾いてもらっています。初心者はC-Durが中心。少し弾ける様になるといろいろと。

最初はとにかく音を出すことにせいいっぱい、一つ一つのボウイングとか、左手の形とか。一つ一つの音程もそう。

しかしスケールの音程は、流れの中で出来るものです。一つ一つの音を測定器で図って●●ヘルツ、はい正解、ではありません。音のつながり方もそう。上昇していく、下降していく音の形、それは流れ、です。

どんなに初心者の方であってもこういいます。

「スケールはメロディーの一部なんですよ。音楽なんですよ。」

メロディーの一部だから、そこによどみや濁りがあれば、そこで音程が狂っていたり、音のつながりが良くなかったり、長さや音量にむらがあったりするのです。

「どんな音楽を弾きたいか、イメージを持ってスケールを弾いてみてください。」

どーれーみーの単なるスケール。

もし少し余裕のあるレッスンなら、ベートーヴェンのソナタ3番の主題の展開の対旋律にあるスケールパターンを弾いてみます。
E-durのスケールを最初はトニカで、2度目はドミナントで、2オクターブ半にわたって上昇し、わずかに、そしておしゃれに収まるメロディー。それがどれだけ難しく、それだけに、どれだけ美しいか。

有名な曲なのでチェリストなら皆ピンとくるみたい。

普段練習しているスケールも別物ではありません。それは音楽の一部であり、メロディーなのですnotes

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病んでわかること

あいにくの雨。昨日の花見日和はどこへやら。

チェロって体力が要りますね。

風邪薬を飲んでふらふらしていると、

フォルテは平気でも、

ピアニシモのボウイング。弓がプルプル震えますね。
血圧が上がっているのでしょう。

体のバランス。何もしていないのにゆれているみたい。必要な体のバランスがどこなのかわからなくなってしまう。

無用にフィンガリングに力が入りますね。

必要な固定と、必要な動きが、思うようにとれません。

逆に肩がこります。

それを防ごうとすると、動きすぎます。

中庸、がやりにくいんです。

腕力は要らないけど、体力は大切です。すべてはバランスのために。

それでも「チェロって、深みのある音がしますね。」といわれ、

ちょっと救われます。

そして深みのために。confident

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闘病アーンド…

いつのまにか4月なのに…coldsweats02

春風邪でぶっ倒れました。

今週のはじめから…

すごい高熱が出るわけでもなく、しかし何もすることが出来ず、えらい(岡山弁でしんどいこと)

ほぼオフがさいわい、しかしたまのレッスンも、あわせも、チェロ持っていてもふーらふら(生徒さんには気づかれなかったかな?)。

ようやく復活の兆し。今朝草抜きをしました。

なんだかキーボードをたたく手もまだ震えているぞ。

今日は、家族と花見に行って、そのあと一仕事。

ご心配おかけしました~wink

あれれ、丸々一週間何のメンテナンスもしてないのに、ものすごいアクセス数!

ご来場、ありがとうございますhappy02今後とも、よろしく!

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