『君は、僕の第4ポジションさ
』『何のこと?
』
さて、第4ポジション(T4)までのネックポジションは、T-Positionで言えば、THから、T4まで7種類あります。この位置をどうやって覚えましょうか?もちろん最終的にはカンを磨くわけですが。
位置は、静動の組み合わせ、つまり静止位置と、そこからの動き、で覚えることができると言って良いのではないでしょうか?チェロに限らず、スポーツなどをされている方、どう思いますか?静止位置がわかっているなら、そこからわずかな距離であれば、覚えやすいと思うのですがいかがでしょう。
T4(第4ポジション)は、いわゆる「取りやすい」ポジションである、というお話をしましたし、親指とネックのつぼとの関係で、実際そのように習うと思います。昨日の記事の内容はおいといて、T4がとりやすいのであれば、T3’も同様に「取りやすい」ポジションです。T3’の場合は半音下ですらない場合があります。あらためて音を出して、親指の位置を確認してみてください。T4とT3’の親指の位置は、ほぼ、同じ(多少楽器により違いますが)。わずかに移動し、腕の姿勢を変化させるだけ、と言っても言い過ぎではありません。つまりこの場合、T4が静、T3’がわずかな動。
そして、T3’の譜面パターンをあわせて覚えて、T3’をマスターしちゃいましょう。
さて次に、初心者が最初に習う左手は、第1ポジションであることが多いと思いますが、できれば、その位置を静止位置として覚えたい。しかし、体の静止位置、すなわち体の姿勢を覚えることは、案外難しいものです。
たとえば踊りを覚えるときは、目で見て、動きを見て、それを真似しようとして、コツなどをアドバイスされながら覚えますよね。ま、チェロも大体同じです。
しかし、チェロの場合は、楽器上の「位置」に体を対応させる、指にいたってはミリ(以下の)単位で対応させるわけです。楽器の大きさは同じなのに、体の大きさはヒトによってさまざま。
また、チェロを持つカタチが最終目的なのではなく、正確な音を出すことが目的です。結局は正確な音を出たときの自分の形を覚える、その感覚とは何でしょう、ということですね。
どうも、自分だけ?だとは思えないのですが、ヒトが、筋肉や骨格のカタチそのものを感じているようには思えないんですね、くすぐったくもなければ、いたくもない。やはり、これは、何がしかの総合的な意識なんでしょう。その正体はまだ不明です。
不明ではありますが、位置を覚えるという意識が、関連している筋肉等に何らかの働きかけをしている、とすれば、左腕、肩、肘、背中等に注意力を集中すれば、「左手の第一ポジションの姿勢」という記憶が生ずると考えられます。
しくみはともあれ、覚える意識を持って、第1ポジション(T1)をまず覚えてみてください。なんといっても初心者が一番たくさんさらうポジションなのですから。
T1を覚えれば、半音の近さのTHやT2はたどりやすいですね。ここではT1が静、TH,T2がわずかな動。
ということは、第1ポジション覚えさえすれば、THからT4までの7つのポジションのうち、なんとこれで5つは制覇したことになりますね
シールを貼っている方は、再確認してみてください
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