アットネットラジオ

先日ラジオの収録に行ってきました。レディオMOMOで放送される「アットネットラジオ」という番組です。前にこの番組に出演した生徒さんの紹介で。毎週月曜日の夜7時から放送されてます。

5月の18日か25日に放送になるみたいです。

放送後に、製作をしている株式会社アットさんのブログに載るそうですが、使ってもらった僕のCDの曲が、著作権の関係で放送ではオッケーだけどネットだとクリアでない部分があるので載せられないそうで、それを聴きたい方は放送を聴いてくださいね~

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浮遊にて

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29日に白石正子さんの作品展で野外で弾いた曲です。

  • カサド 組曲
  • バッハ 組曲第三番
  • サンサーンス 白鳥

前日にちょっと弾かせてもらった感じのとおり、作品の大きなパネルが反響版となり、割といい響きがしました。

聴きに来てくださった方ありがとう。作品展展示もすばらしいものばかり。

その後、屋内でも少し演奏しました。思いつくままに数曲。

現在入院中といわれる女性がアメイジンググレースに感銘を受け握手を求められました。どうぞ、お大事に。

野外スタジオでは、ぼくのCDを流してくれていました。

作品展は明日まで、まだの方はぜひどうぞ。

さて、明日は、夏の合唱コンクールのために千葉のワークショップへ。

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浮遊の中で

 来る4月29日(水・祝)から、5月2日(土)にかけて、世界的陶芸アーチストの白石正子さんの作品展「浮遊」が、催されます。

 急遽、29日の午後1時ごろから、チェロ演奏でコラボさせていただくことになりました。曲目は…未定ですが、山中の野外でチェロ1本での演奏。壮大な作品のなかでのトリッキーなシチュエーション、なかなか楽しみです。

 実は、白石さん、僕のチェロの生徒さんです。この時期毎年作品展をされるのは知っていました。今年はその忙しい中、息抜きもかねてチェロに取り組んでおられました。

 先日のレッスンにお邪魔した日、作品展の準備が進む広大な庭園を拝見させていただいたときに、つい、そんな話になりました。

 どうぞ、みなさんもお誘いあわせの上、白石さんのスケールの大きい作品に囲まれながら充実した休日をお過ごしください。

■白石正子作品展「浮遊」

日時 4月29日~5月1日 AM10:00~PM4:00
    5月2日 AM10:00~PM2:00

場所 アース&アーツスタジオ(旧あくら工房)
    〒702-8013 岡山市飽浦667-1
    TEL.086-267-3110

チェロの演奏は、29日の午後1時ごろから2、30分ほどの予定です。

白石さんをご紹介するリンクをいくつかリストしておきます。

セラミックアーティスト 白石正子の世界 (Earth&Arts Studio)

「MA」展

白石正子作品展「水の音」

白石正子作品展「AIR」

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マイスキー風ボウイング

youtubeでいろんな人の演奏する白鳥を見ていると、さまざまな個性、音色があって楽しめます。これはもちろんボウイングの違いからくるもの。

特に出色なのが、マイスキー。僕は嫌いじゃないけど、有名なだけに、好き嫌いはっきりするプレイヤーでしょう。両雄といっていいような有名人ヨーヨーマと比べると特によくわかります。

マイスキーのボウイングは、まさに孤高の人を体現したような音色、美しくかつクリスタルな透明さを持っています。こんなボウイングはとても真似出来ない、ヨーヨーマのような、いかにもフランクでオーソドックスなボウイングなら、もしかしたら真似できるかもしれない。

できるかできないかは置いておいて、そんな印象を受けてしまうところが彼の持ち味でしょう。だからこそ好む人もあれば、突き放されたようで、遠い世界のようで親しみを感じられない人もいるのかもしれません。

ふと、こんなボウイングが出来たらいいなと思いつき、やってみました。

しばらく試行錯誤。
そしてそれらしい音が出てみると、これは癖になりそうです。
ただし、ご本人の顔からもわかるように、相当に体力、というか、これで弾き続けるためには、精神力が要りそうです。

そこでマイスキー風ボウイングのポイントを。

 まず、第一の特徴は、ヴィブラートが細かい、ということです。もちろん意図的に細かくかけているんでしょう。しかし、意図的であれ、そうでなくて力んでそうなってしまうのであれ、普通、細かいヴィブラートはちりめんヴィブラートになってしまいがちで、音が痩せて貧弱になってしまいます。そんな細かいヴィブラートを、逆に生かすボウイングでないといけません。

 次に、持ち方。人差し指と中指の両方でスティックを巻いて持っているように見えます。通常コントロールはほぼ人差し指だけなのですが、この狙いは何なのでしょう。

 そして、ボウイングの速さが早いのです。白鳥をアップスタートしたり、中間部をヘミオラで弾いたりしても平気です。

 ではやってみましょうか。

 いつものボウイングでヴィブラートを細かくすると、音が貧弱になってしまいます。そこで、ボウイングの速度を早くしてみます。もちろん弓のスピードを早くする場合は、弓は弦に常時直角にしておかないといけないという制限が特にきつくなります。しかし、それで弾くと、今度は音がぶおん!と大きくなってしまいます。
 
 このスピードで音量を抑えるには、弓の圧力を減らす必要があります。弓の重さを抜くためによくするのは、特にピアニシモの場合、中指と薬指を弓から離す、ないし離すほどにゆるめるという方法があります。しかしこの方法でスピードを早くすると、力が入るために、若干コントロールがしずらくなります。

 そこで、中指で人差し指と同じようにスティックにすこし巻き込み、人差し指と同じように、弓を持ち上げるように使います。また薬指と小指は比較的しっかり押さえ、バランスをとって、早い弓でも弓を安定させておけるように使います。このへんの重量バランスが絶妙なところなのでしょう。また、しっかりニュアンスを出せるように、弓は可能な限り倒します。

 さて、そしてその右手の指のささえる重量バランスとをいろいろと試しながら、音楽的に可能な出来るだけ速いスピードで弓を動かし、意図的な細かいヴィブラートを使いながら、早速白鳥を演奏してみてください。もちろん、全曲を通じて逆弓を使いましょう。

うまくいきましたか?

おお、この誰も寄せ付けないような透明感、孤独でありながら至高の響き。まさにクリスタルサイレンス。

なんちゃって。

やみつきになるかも知れませんよ。マイスキーのファンになるかどうかは別だけどね。

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スピード違反

 早いパッセージが演奏できていないときは、ゆっくりさらいます。

 しかし、右利きの人は特に気をつけたいのですが、ボウが左手の進行を追い越してしまうために弾けていないということがわかっていないと、どんなにゆっくり弾いていても、左手、すなわち左指の運びと弓の運びが同時であったりします。

 これはもしや、言われたら当たり前のことだけれども、いままで考えたこともなかったことなのかもしれません。すなわち、左手の準備が出来てから、ボウを弾くということ、まず絶対に右手が左手を追い越してはいけないということです。
 
 ともすると、右利きであれば右手のほうが扱いやすいわけで、テンポを右手で作ってしまいます。または、早く弾こうとして右手を早く動かしてしまいます。そうすると、あっというまに左手を追い越してしまう。
 
 どういうわけか弾けないときはそれを疑ってください。
 
 左手だけの問題に限れば、それは入門から何十年も延々と練習し続けなければならないことではありますが、よりスムーズな指の運びを考えればいいのです。ところが、どんなに練習してもそれを右手が追い越してしまっては、身もふたもない。
 
 これはスピード違反です。
 
 そういう癖のついている人は沢山いるようです。ゆっくりさらうときは、意図的に左手の準備が可能なときは出来るだけ早く、左指を押さえてから、弓を弾く、ということを可能な限りやってみてください。意図的にやることが難しいと感じるのであれば、あなたはもうすでにスピード違反の有力な候補です。
 
 早めに対処しましょう。

 そして、わずかでも左指がボウよりも進みだしたとおもえば、それがゆっくり出来れば、早く演奏することはより容易なこととなっているはずです。
 
 是非試してくださいねscissors
 

 

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プリメインアンプ

556 無伴奏の2番の和声進行についての記事を書こうと思ったんだけど、レッスンがキャンセルになり時間が空いたので、、、、

このアンプ、別にビンテージものでもなんでもない。どっかのジャンク市でとりあえずあればいい、という感じで購入した日立のプリメインアンプ。そのまま4半世紀(アンプのネタでこの言葉を使うとは)捨てずに持ち続けたもの。

別にポリシーがあったわけでもないんだけど、最近実家に会ったLPを持ち帰ってきたもんで、これもどっかのジャンクで500円で買ったLPプレーヤーを繋いで、LPとカセット専用のオーディオとして使用している。

この復活劇はなかなかなものだが、ファッションとしては、なんと「いまどき」である。

まぁそんなことは自分の喜びになるかどうかわからない。

ところが最近以前からひどかったガリ(がりがり言うからガリね、これでもオーディオ用語だよ、若者諸君)がかなり目立ち始めた。

そこで、話の最初に繋がるわけです。ふっと時間が空くと、普段しないけど、いつかしたいなと思っていることをする。

アンプのふたをあけて556をぶっ掛けました。ボリウムにね。

少年時代はアンプを組むくらいのオーディオ少年でありました。さらには、一時はプロの無線技術士として活動していた時代もあったのだ。

だからこんなことは、以前は日常的にやっていた、それこそ4半世紀前くらいはね~でもとんと遠ざかってしまいました。

近年はおやじブームで、僕の時代ですらもう過去のものだった真空管アンプまでもが復活。かろうじて電子ブロックはひっかかるんだけど、そういうおやじブームは僕に縁のないものと思っていたけど。

こうして、アンプが復活…多分…して、カラヤンとフィルハーモニア管のベートーヴェンをLPで聴いてみると、こことのころ味わったことのない、ほんのりとしたモノを感じる。

これがおやじの時代ってやつかなsmile

 

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協和の優先順位。

 以前、スケールはメロディーという記事を書きました。

 で、やっぱりスケール。

 音階と書いたほうがぴったり来るんでしょうけど、らせん、にたとえられることがあります。リングでもいいんですが。どちらからといえば今日は「リング」を強調しましょう。サダコは出てきませんからご安心を。

 スケールは、楽譜をみると、山なりになっていて、それこそピラミッドのような構築物のように見えます。しかしそれは見かけだけで、演奏するときに重要なのは、オクターブのリングですよね。オクターブは正確に同じおとに弾かないといけません。

 協和音、つまり協和の音程という意味では、こんな順位で人は違いを敏感に感じる、と言われています。諸説ありますが、完全一度、完全8度、完全5度、完全4度、次ぐらいが長3度、短3度、だんだん怪しくなってきて、長6度と短6度は同じくらい。

 7度とか2度とかトライトーン(トリトヌス、ファとシの増4度)とかは、文脈で語られる音程なので、耳に純正という意味では、すこし遠い。

 なので、オクターブは必ず合わせてください、ということになります。

 当たり前のことですが、主音はいつも同じ音にしましょう。ところがこれに注意をあまりはらってない人も結構いるんです。これは、たぶん音階を「構築物」のようにイメージして、下のドレミから積み上げていっているからなんでしょうね。

 構築物ではなくドレミで始まってラシドでもとに戻るリング、と考えるほうが良いです。

 とにかくドのオクターブは同じにする。それが出来たら、ファとソを同じにしてみある。そういう優先順位ですから。それだけでも、格段に音程が良くなりますよ~。

 

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?天神山?チェロアンサンブルの発表会

 チェロアンサンブルの皆さんに、来年1月11日に予定している、チェロと声楽の生徒さんの発表会に出てもらうことになりました。メンバーも男性が増え2名となり、ややおやじバンド化して…来ているということは全然なく、優美にアンサンブルを楽しんでおられるご婦人が中心ですcoldsweats01

 にしても、男性メンバーが増えるということは良いことです。ぼくもなんとなく、安心します(なんでかな~)。
 
 ?天神山?としたのは、初めての発表会にあたり名称問題が再燃したためで、天神山だとお稲荷さんの狐問題がからむということで(まじかい)、狐につままれないヨコモジのしゃれた名称を鋭意考案中とのことで~すsweat01
 
 あと、女性の舞台衣装もなかなかの問題のようです。いろとりどりが個人的にはいいと思ってます。男性は、ヒトにはタキシードを奨めますが、ぼくは着ませんww
 
 ということで、発表会が楽しみですup

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インスピレーションか、幻影か

 平均的調律法、すなわち平均律で失われたものは、キルンベルガーが予想したとおりのものだったけれども、それによって得られたものも少なくない…
 
 しかし、そういった鍵盤楽器の悩みをよそに、本来幸せなはずのチェリストに、いまさらながら降りてくるインスピレーションがあった、と僕は思っています。あたかも幻影のようでもあります。
 
 近くの、すなわち同時代の他人の感覚を推し量るのと、古人の感覚とを推し量るのと、どちらが容易でしょうか?
 
 ある意味、そこに歴史があり、良いものが生き残っていると考えれば、古人の感覚を推し量るほうが容易であるという逆説的な言い方も出来るかもしれません。
 
 おおむねの曲を、長旋法のイオニアン、部分的に短旋法のエオリアンのみとし、他の旋法を、あえて捨て去ってしまった理由は、古人にとってそれが聴きやすかったから、心地よかったから、気持ちよかったから。古人にとってもわれわれにとってもそれは同じだったと類推しても、さほどは悪いことではないでしょう。
 
 僕の得たインスピレーションは、イオニアンの第4音。
 
 エオリアンでもそうかもしれません。
 
 ドレミファの、ファの音です。
 
 音程のキーはファの音にある。キーの意味違いにならないために、では、鍵、と言い換えましょう。音程の鍵はファの音にある。どこから降ってきたかわからないけど。

 
 きっかけはいろいろあります。
 
 平均律は純正4度も5度もみな捨て去ってしまいました。そこに音楽のあるものを、見ようとする人と、見ようとしない人の間に、何らかの乖離を生み出したように思えます。このことは、のちに大いに述べたいことです。出来るかな?
 
 日常的に純正5度のなかに暮らす、あるいはそれが可能なチェリストにとって、対岸の出来事?
 
 いえ、純正5度でチューニングすることは4度に対する感覚を麻痺させるかもしれません。
 周波数が簡単な整数比であろうが、複雑なそれであろうが、ドレミに対しては様々な意見があります。特に古典ではミの音にたいへん気をつかいました。
 
 しかし、4度は依然として純正なのです。4度で調弦する弦楽器もあります。
 チェロが4度で調弦してしまう楽器ではなかったこと、これが僕にとっては、発見の喜びに繋がったといえるでしょう。
 
 いまのところは、音楽家らしくまだ言葉にせず(というとかっこいいですが、教師らしく、時間がほしいですよ、このイメージが散文化するまでは)、とりあえず、だからといって第4音にアクセントやテヌートをつけたりはせずに、そこにある音に気を払いましょう。
 
 そして今度はコンテンポラリーな他人の感覚を推し量り、それが真実であるかをじっくり考えることにします。

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フィードバック

 「フィードバック」は、いろんなところに使われる、一般名詞ですよね。ここでいうのは、自分で音を聴き、自分のコントロールを修正すること。そしてそのループ。
 
 楽器をやる人は結構これを忘れがち。
 
 歌を歌う場合には、音を出す体のコントロールと音を聴く意識が非常に近いので、比較的フィードバックが効きやすい。
 
 でも楽器の場合、体の部分を「ある形にすること」というクッションが、場合によっては何重にも重なってしまうため、出ている音を聴いてなおしてフィードバックするまで至らないことが、ありますね。
 
 音楽という観点からは、「曲を作る」というようなマクロな視点であれ、「正しい音程をとる」といったミクロな視点であれ、フィードバックは、本来不可欠です。
 
 なので、いくら軌跡がどうのこうの言っても、音を聴いて確認して直してという「フィードバック」が出来ていないと元も子もない(と言ってしまうと身もふたもないですが)。
 
 システム的には、音に関する「サーボ機構」が必要なのです。ターボじゃないよ。Wikiってね。ぼくはシステムを学んだとき、この「サーボ」という語感が好きでした。
 
 人間のフィードバックは非常に優れていて、そのことが他のどんな技術も凌駕することがあります。
 技術的に正しくなくても、この能力によって、「うまく」弾いてしまう。
 逆に、正しく見えるのに、フィードバックがうまく働かないので、うまくいかない、または面白くない。
 
 長い目で見ると、フィードバックだけに頼ってうまく弾けるのは、危険です。やはり、後には、体に無理のない方法もきちんと身につけておくべきでしょう。天才が潰れていく典型が、おそらくこれです。天才、あるいは神童とは、フィードバックが突出して格段に優れている人々、なのではないでしょうか。
 
 まずは、「自分の音を良く聴く事」。そして「どうしたいか考えること」
 
 自分の音楽とはそもそも何か、そんな実存的なところから始めるのも良いかもしれません。ふーむ、哲学の秋であります。
 
confident

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体が語る季節

仕事なので、言葉にしなくてはなりません。

しかし、多くのものを得ているときには逆に、言葉にしにくい、という時期があります。今がそうだなぁ。言葉ではなく、体が語る季節。

秋の矛盾とは、さわやかでかつ物寂しい、現実的でかつ夢見がち。そんな矛盾の季節にふさわしい感覚と言えませんか?芸術の秋とは、誰が言ったのか。

さてこんなことを話しているときは、もうこなれ始めたのかもしれません。

カザルスだったかなぁ、たしかこんなことを言ったでしょ。

「その音を弾くことが難しいのではない、その音からあの音へ移り変わること、それが難しい」

チェロがこの形であったそのときから、カザルス以前にも、優れたチェリストは必ずそんな風に思っていたはず。

答えは、腰の辺りにあったようです。

さて近いうちにまた。

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お礼

昨日のコンサートに来てくださった皆さんありがとうございました。思わぬ満員御礼、盛況で驚きでした。メッセージもたくさんいただきました。

ゲストのピアニストの方々、またレディースアンサンブルの皆にも助けられながら、僕たちも楽しいひと時をすごすことが出来ました。

途中譜面台が吹っ飛ぶハプニングもありましたが、皆さんのあたたかい拍手に助けてもらいました。

こういう風に本格的なプログラムでチェロとヴォーチェとコーロ、そしてピアノをあわせてみる、最初は軽い気持ちで企画してみたんですが、ちょっと初めてということもあって長くなってしまった部分もありますが、楽しんでいただけたというお話を聞くとうれしいです。

またやってくださいと言ってくださった方。

味をしめて、そのつもりになってますsmile

まずはお礼まで。

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9月28日ワンコインコンサート

改めて9月28日のコンサートのご案内をさせていただきます。

0928program プログラムのほうも出来ましたので、ご覧下さい。

Celli e Voce ワンコインコンサート

於 日本福音ルーテル岡山教会(岡山市広瀬町)
2008年9月28日日曜日 15:00開演、入場料500円

ティータイムもあります。楽しいコンサートにいたしましょう。500円ワンコイン片手に、お気軽にいらしてくださいね。

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息詰まるボウイング…その13《やわらかい軌跡》

Kiseki わりと簡単に描けると思って描いてみたら、わりと面倒だったのでbearing、今日はとりあえず図版をあげておきます。

ざっとお話しておきます。

上の図は正面から見ています。縦の線は弦です。茶色の棒がボウの軌跡で、赤丸が右手。

下の図は、弦の断面を下から見ている視点で、右手の大雑把な軌跡を現しています。

わりと標準的なスピードで、全弓の弓使いを表現しているつもりです。ロングトーンでも同様に考えても良いし、それよりは少々早めでも良いでしょう。

ダウンボウでは元弓をパターンAで弾き始め、パターンBで中弓を経由し、先弓でパターンCへ移行します。返してアップボウではその逆をします。

正面から見た軌跡は、アップボウでもダウンボウでも行って来いなのでほぼ同じです。

断面から見た場合は、アップボウとダウンボウでは異なり、ここで、弓の返しの滑らかさが表現されます。

最近は、初心者の方にも、最初からこういう弓をやってもらってます。でないと、そのうちまっすぐな弓の呪縛にとらわれてしまって、傾いた弓で弾けなくなってしまうからです。従来とは逆の発想かもしれませんが…。

ボウイングが出来る人は、決してまっすぐには弾いていない、ということだけとりあえず言っておきましょう。

次回、もうちょっと精細にお話しましょう。今日はお絵かきでくたびれたわ~coldsweats01

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息詰まるボウイング…その12《セイザー氏の本》

 このシリーズで述べているものは、僕の観察や経験に基づいたオリジナルな考え方です。それを可能な限り文章にまとめようとしているのは、弓は常にまっすぐではないこと、かつすばらしい音が出ることが"そこにある事実"であるならば、かならず理論的に説明できると思っているからです。

 ここにひとつの本があります。
 "新しいチェロ奏法 ヴィクター・セイザー著 三本正敏訳 音楽之友社刊"
 手にしたことがある方もおられるでしょう。僕は日本で出版された10年ほど前に一通り読みました。
 非常に明晰であり、良い本だと思いながらも、当時は、序文を寄せているポール・カーツ氏の「読者はここに書かれているすべての事柄、あるいは著者の考えに同意する必要はない」という一文に、かなりの部分同意できる感触を持っていました。
 そのころの自分には、理論的な記述が多いこの本に、まだ実感が伴わない部分があったためだろうと思います。
 
 たまたま何日か前、ほんの偶然、まったく気まぐれで取り出して読み返したのです。
 
 驚愕しました。セイザー氏があっさりまとめているボウイングに関する記述は、ぼくがこのシリーズでまとめようとしていることと、アプローチが「全く同じ」だったということです。
 
 このボウイング理論に興味のある方は一度手にしてみてください。ボウイングだけでなくこの本の前半に書かれた、身体の「テンション」や「インパクト」は相当に示唆的といえます。もともと「身体に優しいチェロ奏者のために」という副題の本です。
 
 たとえば、「第10章ボーイング 避けられぬカーブ」は、まさにこのシリーズの「エッセンス」といって良いくらいです。多くの言葉では語られていないので、一見して同じことが書いてあるのかどうかわかりにくいかもしれません。しかしたとえば、「弓の角度」の節にある、弓の図「ステップ1、ステップ2、ステップ3」はそれぞれ、ここで言う「パターンA、パターンC、パターンB」と同じであり、その後の解説も、同じ考え方に基づいています。

 この本には無駄がほとんどありません。あまりに無駄なく書かれているために、同意するにしろそうでなにしろ、本当の理解のためには、読者自身の経験や学習が要求されているとも言えそうです。

 というわけで、別な研究者による理論的な裏づけを得て、同時に、精神的な支援も得られた気分ですgood今後の記事記述に大いに参考になります。
 
同じように考える人がいるんだなぁhappy01それだけでも単純にうれしい。

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息詰まるボウイング…その11《手首というのは》

前回の様はtipsは、この”息詰まるボウイング”シリーズの全体を理解していただけると、自然に出てくる応用です。こういう応用は、様々なアーティキュレーションで生まれてきます。それらについては、今後もシーン別にいくつかまとめてみたいと思ってます。良かったら皆さんも、あれこれトライしてみてください。

これまでも、少々大雑把ながら、ゆっくりしたボウイングならパターンA、早いパッセージにパターンCを使用することをおぼろげながら説明してきました。これらについても、もうすこし詳細に考えてみたいと思います。

というのも、パターンA,Cの場合の傾け具合や、また、ひと弓の中でさえずっと同じパターンで引き続けるということでもないし、であればそれらのつなぎの軌跡はどうするのかとか。そして、一音ずつのアーティキュレーションの扱いやら、ディナーミクに対する扱いは、それぞれ無限ともいえる組み合わせがあるわけですから。

さて、それらに触れる前に、”手首”はどうするのですか、”手首”を使うのですか使わないのですか、という、手首の処理に関する質問をレッスンで受けたので、かねてからそれって多少?であったことを述べておきます。

手首そのものは、部位の名称として存在するのでそのような言い方をしますが、「手首」を硬くするとか、やわらかくするというのは、実際にはどのようなことをしているのかということです。

結論を言えば、手指の柔軟さに過ぎません。

たとえば、「指は柔らかく動けるようにして、かつ、手首は動かないように硬くしてください」ということが、出来ますか?

出来ませんよね。出来ないでしょ?

出来る、と言っている人は、もしかしたらそれは前腕をひねってるだけじゃないですか?

手首を極端に動かすということは、手の指の左右上下の動きを極端にするということですし、手首を硬くするのは、手の指を動かなくしてる、ということです。

手首をやわらかくする、ということは、手指をしなやかに柔軟にしておけばよいということになります。なので、指の柔軟さに注目しておけば、手首(の柔軟さ)を意識する必要はない、というのが僕の結論です。

ちょっとやってみてください。すぐにわかりますよ。

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息詰まるボウイング…その10《短く使えば》

今日は週の真ん中もくようび。tipsです。

パターンAで演奏する場合、「弓が見かけ上太くなる」ために、簡単に大きな音が出せます。

といっても、弦との接点が変化するために、傾けすぎると弓先で指板上にせりあがり過ぎるため、逆効果、と思うかもしれません。しかしそれは全弓などたくさん弓を使った場合。

しかし元で短く使うならば、相当な角度まで使えます。

すべてにおいて効果ありますが、特になりにくいC線で効果が高い。弓先を思い切りあげて、短い音でパターンAを使うと、軽く弾いただけでも大きく鳴ります。

たとえば、プロコフィエフのチェロソナタ冒頭、ラフマニノフの2楽章の最初の下降などなど、例題は枚挙にいとまありません。

弓が変なところに引っかからない程度に試してみてください。

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2コーラス目

こんなアドリブで…

ハープは評判が悪いので、ヴィヴラフォンになりました。

「The Saturday Girl」

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The Saturday Girl

ひさびさにオリジナル曲を作ってみました。

古~いBand-in-a-Boxが使えるかどうかもちょっと確認、、、の助けを借りて伴奏してもらってます。ちと終わり方がダサいけど、デモですから許してちょ。まぁ使えます。ファイルが軽いほうがいい人はmidiをダウンロード…

"The Saturday Girl (mp3)"

"The Saturday Girl (midi)"

楽譜もいかが?(公開の場所でご利用の際はご一報を)

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息詰まるボウイング…その9《早く、軽く、飛んで跳んで》

 これまでの話で、パターンAは、手や腕のつくりとその動きに素直に反応しやすく、しなやかでありさえすれば優位という風に聞こえるかもしれません。たしかに、平均的ないし比較的ゆっくりしたボウイングではそうなのです。

だからといってパターンCは使えないということではありません。

たとえば、空中で弓を持って力を抜いてください。ゆみの重みで弓の先が下に下がります。

ということは、これはパターンCの角度です。

このような弓の持ち方は、どちらかといえば軽く、早いパッセージの時に用いられます。
演奏するときに、弓を少し持ち上げて早く動かす。

 このとき、立ち上がりや返しの時に、「息詰まるボウイング…その8《2分音符(M.M.60)でドレミ》」のような手指のしなやかさを使うことが難しくなります。なぜなら、指の曲げ伸ばし方向が、弓の進行方向と逆向きですからね。
 ですが、これが逆にこのボウイングの大きな特徴となり、このことによって、弓が弦に引っかかりやすくなり、急な立ち上がりの音になります。

ということは何が起こるんでしょうか。

パターンCで、軽く早く、たとえば十六分音符のパッセージ、を弾くと、早く弾けば弾くほど自然に弓が飛びやすくなるのです。

パターンAではダメ?そういうこともないですが、パターンAは弓を上向きにすることが必要です。具体的には主に人差し指でコントロールしますが、軽く早いパッセージではそのコントロールが難しくなります。しかし、べたべた弾きたい場合はアリです。

こうしてみると、どれが良いということではなく、それぞれの弾き方にそれぞれの特徴があるということがわかりますね。

またそういう意味では、パターンCでゆっくりしたボウイングが弾けない、ということでもないのです。

ううむ、無限の可能性はどこまで拡がるのでしょうか?

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